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超ド素人のためのFXの基本【チャート編Part1】

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前回は【経済編Part2】でテーマの意識、チェックすべき経済指標、雇用統計、役立つ情報などについてお伝えしました。


今回は、為替チャートの値動き、ローソク足、投資戦略、移動平均線などをお伝えしていきます。


これさえ知っていればチャート図は読める


為替チャートから値動きの傾向を知る

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受験生が過去問を解くのは効率の良い受験勉強の1つです。
投資の世界でも過去の値動きの傾向を知ることは、強力な武器になります。そのためにぜひ活用したいのが、チャートを使ったテクニカル分析です。


為替チャートは通貨が売買されてきた軌跡を描いたグラフで、過去の値動きや現在の相場状況を把握し、将来の予測を立てることに役立ちます。


それを元に、成功率が高いエントリーポイントや目標となる利益確定の水準、予測が外れた時の損切りの目安を導き出すことが出来ます。


チャートは世界中の市場関係者が意識しているため、結果的に法則通りの動きをすることも多いです。しかし、「ここで下げが止まりそうだから買おうか」などと考える人が多くなり、結果的にそのポイントで買われて反発するようなことが往々にして起こります。


また、人間は感情に左右されやすく、損切の決断が遅れたり、利食いを焦ってしまうことがあります。テクニカル分析を使って客観的に相場の節目を探し当てることで冷静な取引を実行しやすくなります。


ただし、チャートは万能ではありません。売買シグナルが出ても「ダマシ」といって、期待通りに値動きしないこともあります。ファンダメンタルズ分析で相場の方向性を確認したうえで、複数のテクニカル指標を組み合わせて投資シナリオを立てていきましょう。テクニカル分析には相性もあるので、使いやすいと感じるものを選んで自分の勝ちパターンを探しましょう。


テクニカル指標は、トレンドを把握する「トレンド系」と売られ過ぎや買われ過ぎを示す「オシレーター系」に大別されます。



ローソク足をマスターしよう

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テクニカル分析でまずマスターしたいのは「ローソク足」です。チャートといえばローソク足チャートを示すほどオーソドックスな指標です。


ローソク足は一定期間に記録した始値、終値、高値、安値の4つのレートを表します。始値は最初についたレート、終値は最後のレート、高値は一番高いレート、安値は一番安いレートのことです。1日ごとの値動きなら日足、1時間ごとなら1時間足、1週間ごとなら週足といわれ、1本のローソク足の形を見ればその間にどんな値動きをしたかが一目でわかるようになっています。


始値と終値で囲まれた部分が「実体」、実体から上に突き出した高値は「上ヒゲ」、実体から下に伸びる安値は「下ヒゲ」と呼ばれます。始値より終値が高く、最終的に値上がりしている場合、ローソク足は「陽線」といい、実体は白か赤で表示されるのが一般的です。


一方、始値より終値が安く値下がりしている場合は
「陰線」
といわれ、実体が黒あるいは青で表されます。


実体が「白(赤)」であれば値上がりしていて、「黒(青)」だと値下がりしたことを示し、縦に長いほどその値上がりや値下がりの幅が大きいことになります。
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ローソク足はその時の相場の雰囲気がわかるうえ、時系列で並んだローソク足チャートでは、相場が上へ向かっているのか下を向いているのかという方向性も把握できます。




投資戦略を立てる

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投資する際はトレンドの把握が欠かせません。一般的にトレンドというと流行を意味しますが、投資では値動きの方向を指します。


トレンドには上昇トレンド、下降トレンド、そして横ばい(「レンジ相場」、「もみ合い相場」、「ボックス相場」ともいう)の3種類があります。


初心者ほど、買い物のような感覚で安くなった時に買い、値上がりを待つ「逆張り」投資を好む傾向があります。確かに安く買って高く売るのが投資の王道ですが、現実には「安くなった時」の見極めは非常に難しく、下落途中で買てしまう失敗をしがちです。そこを打って上昇に転じたタイミングを狙いましょう。


一方、トレンドの方向通りに投資するのが「順張り」です。上昇トレンドに乗って買い、さらに高いところで売ることを目指します。「昨日より高い」、「1時間前より高い」などと過去の安値と比べると買えなくなるので、高く買ってもっと高く売ることを狙ってエントリーしましょう。


売りの場合は逆で、高く売って安く買い戻すのが売りの逆張り投資で、下落トレンドに便乗して売り、さらにさがったところで買い戻すのが売りの順張りです。


明確なトレンドがなく、横ばいの時は、レートは一定の値幅の中で変動を繰り返します。この場合は、レンジの上限で売り、下限で買うことを繰り返すことで小刻みに利益を狙う戦略が有効です。


また、「長期的には上昇トレンドにあるが、短期的には下落トレンド」というように、時間軸でトレンドの方向が異なることもあります。デイトレードやスキャルピングの場合も中長期トレンドは確認しておきましょう。




まとめ

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今回の重要な点は

  • 為替チャートの値動き
  • ローソク足について
  • 投資戦略の立て方


次回は、超ド素人のためのFXの基本【チャート編Part2】になります。

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