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超ド素人のためのFXの基本【実践編Part3】

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前回は【実践編Part2】でおすすめのFX口座やFXの取引の流れなどについてお伝えしました。

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今回は、為替相場の動きは、取引におすすめの時間帯、分析のやり方などをお伝えしていきます。


実際に取引をしてみよう


損切りしておけば...

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利益は早めに確定しても、なるべく伸ばすのも、どちらもアリです。しかし損切りはそうはいきません。FXではたった一度の失敗が致命傷になりかねないからです。


1回の取引での損失は最大でも資金の10%以内に収まるように設定しましょう。


最も重要なのは「いくらまでの損失なら耐えられるか」という自分の許容額なので、損切り幅はいくら小さくしてもかまいません。


エントリーと同じ水準で損切りするのもいいでしょう。損切りにばかりになることもありますが、実際の損はわずかで済みます。


相場は1本調子で動くのではなく、変動しながら動きます。上昇トレンドでも小刻みに上がったり下がったり、ギザギザを描きながら上昇していくものです。小さな損失幅で損切りしていると、上昇途中のわずかな下落にひっかかって取れるはずの利益を取れなくなることもあります。


結果的に「もう少し待てば利益が出た、損切りしなければよかった」と悔やむこともあるでしょう。でも、この場合は小さな損で済んでいるので次の取引で挽回できます。


これに対し、「損切りしておけばよかった」と悔やんだ時には、すでに取り返しのつかない額の損失が出てしまいます。
同じ後悔をするならどちらを選ぶべきかは明白です。




為替相場はなぜ動くのか

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為替相場はさまざまな要因で変動します。基本的にはその国の通貨に人気が出れば買われて上昇し、不人気となれば売られて下落します。たとえば、アメリカのGDP(国内内総生産)が上昇すると経済成長していると評価され、米ドルが買われます。雇用や消費、設備投資など景気が良いことを示す経済指標でも同じ効果があります。


また、各国の中央銀行が物価や経済を安定させるために行う金融政策も為替相場に大きな影響を与えます。アメリカの金利が上がると、米ドルで運用すれば高い金利が見込めるのでドルの人気が高まり上昇することになります。


このため、中央銀行や政府のトップ、幹部など重要な人物の言動にも注目が集まり、彼らが会見などで発言するたびにマーケットは一喜一憂することもあります。


「アベノミクス」で注目を集めた日本の金融政策も、為替相場に強烈なインパクトを与えました。市場に出回るお金の量を増やし、インフレを目指す量的金融緩和により、円安が進んだのです。


政府や中央銀行が為替レートの急激な変動を防ぐため取引に参加する「為替介入」も非常に大きな影響があります。実際に介入しなくても、それを匂わせるような用心発言だけでも動くことがあります。


また、戦争やテロ、災害なども為替相場を動かします。かつては「有事のドル買い」と言われ、何かあればドルが買われるのが一般的でしたが近年では「リスク回避の円買い」とも言われ、急激な円高が起こるケースも増えています。



取引が活発になる時間帯

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FXでは24時間取引が可能ですが、時間帯ごとの傾向をつかむことで取引しやすくなることが多いです。


朝7時ごろに始まる東京時間は経済指標が発表される8時台か株式市場が始まる9時ごろから取引が活発化します。夕方には、ロンドンが、夜にはニューヨークもオープンします。各市場のオープンやクローズ、あるいは市場が切り替わったり重なる時間帯には流れの変化や加速が起こりやすくなります。


たとえば、東京で円高傾向にあった場合、ロンドン時間でその勢いを強めたり、逆に円安に転じることもあります。
ロンドンとニューヨークが動いている時間の日本時間の深夜は取引が最も活発で値動きも大きくなる時間帯です。ポジションを持ったまま寝てしまったり、週末をまたぐのはリスクが大きいので注意してください。




2つの分析方法を知ろう

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相場を分析し、予想を立てる方法として「ファンダメンタル分析」「テクニカル分析」があります。


ファンダメンタルズは相場に影響を与えるあらゆる事象が含まれます。いくつかの例をあげると各国の金融政策や景気、金利、政治、株式市場などほかの金融市場の動きです。為替相場を取り巻く環境や値動きに影響を与える可能性のあるものすべてがファンダメンタルズだと言えます。


テクニカル分析は過去の為替レートをグラフ化した「チャート」を見て相場を予測したり、取引のヒントとすることです。
テクニカル分析には多くのインディケーター(指標)や手法がありますが、代表的なものを学ぶだけでも相場の現状を把握したり、具体的な売買ポイントなどトレードのシナリオを立てるのに役立ちます。


ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析はどちらかを選ぶのではなく、併用して使います。相場の大きな方向性をつかむのにファンダメンタルズは不可欠ですし、短期的な値動きを予測したり具体的な値動きを予測したり具体的なエントリーポイントや損切り、利益確定の水準を決めるにはチャート分析が便利です。


投資家の中には、「チャートしか見ない」「経済指標を重視」など、それぞれの手法を確立している人もいます。こうした具体的な取引手法は投資家自身が試行錯誤しながら自分なりの勝パターンを見つけて実行していくものです。


まずはファンダメンタルズとテクニカル分析の一通りの知識を得て、実践を重ねていきながら自分に合った取引の手法を探していきましょう。


まとめ

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ファンダメンタルズとテクニカル分析の知識を増やしていくことで勝率も変わってきます。取引の時間を考えながら実践で知識を定着させていきましょう。


今回の重要な点は

  • 自身が耐えられる損失額の把握
  • 為替相場の変動
  • 通貨ごとの取引が活発になる時間帯を知っておく
  • ファンダメンタルズとテクニカル分析をマスターする


次回は、超ド素人のためのFXの基本【実践編Part4】になります。

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