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超ド素人のためのFXの基本【経済編Part2】

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前回は【経済編Part1】で経済指標と為替相場の関連、指標発表トレード、市場予測、リメンバーFXなどについてお伝えしました。
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今回は、テーマの意識、チェックすべき経済指標、雇用統計、役立つ情報などをお伝えしていきます。



初心者が知っておくべき経済指標


旬のテーマを意識する

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金融市場のムードやリスク許容度も意識しておきたい項目です。市場参加者が積極的にリスクをとっているか(リスクオン)、あるいは不安が強く守りに入っているか(リスクオフ)で経済指標やその他の要因の反応が変わってくるからです。



強いリスクオンの相場では良いニュースには強く反応して上昇し、悪いニュースには反応が鈍くなるということが起こります。逆にリスクオフ局面では悪材料ばかりに敏感に反応し、良いニュースが出ても上値が重く、安全資産とされる円が買われやすくなります。株式市場のムード共密接に連動しています。

また、ファッションにトレンドがあるように相場にも流行があり、市場が注目するテーマは移り変わります。


たとえば、アメリカの「双子の赤字」が問題視された80~90年代は貿易収支の数値が重視されていました。近年は金融緩和や引き締めが相場の1大テーマとなっており、市場の反応もより敏感になっています。また、最近は中国の経済指標や株価も、為替市場に強い影響を及ぼすようになっています。


金や原油などの商品価格にも注目です。金は米ドルと逆相関したり原油価格が上がると資源国通貨が買われるといった動きも起こります。


金利は政策金利に加え、国籍の利回りも重要です。アメリカ国籍は入札状況で利回りが変動し、人気がないと価格が下落し利回りが上昇すれば米ドルが買われ、下落すれば売られるといった動きを示します。




初心者に必見の経済指標

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為替相場を動かす経済指標は、影響度が高いものから低いものまで、各国で毎日数多く発表されています。FX会社のサイトなどでは重要度が星の数などで示されているので、取引する通貨の国の指標で重要度が高いものを確認しましょう。


ここでは、どの通貨ペアを取引する人でも押さえておきたい超重要な経済指標を紹介します。世界経済全体に影響を及ぼすアメリカの指標はもちろんですが、最近は中国の景気減速懸念が市場関係者の大きな関心となっており、中国の経済指標の影響力が強くなっています。
経済指標の一覧と発表スケジュール、そして市場予想値はFX会社のWebサイトでも確認できます。


発表された指標の結果はFX会社の取引ツールの中にあるニュース画面で速報が出ます。しかし、実際は結果が流れてくるより先にレートが大きく動きます。リアルタイムチャートの値動きを追い、トレードしながら統計結果を確認しています。


経済指標の結果の確認にはツイッターもおすすめです。SNSは侮れない情報源の1つになっているのでこまめにチェックしましょう。


厳密には経済指標とは言えませんが、年8回開催されるアメリカのFOMCや日銀、ユーロ圏の中央銀行にあたるECBの金融政策決定会合など、その国の金融政策を決める会合や政策金利の発表も市場関係者が注目する1大イベントです。



雇用統計

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FX投資家が最も重要視するのが、アメリカの「雇用統計」です。為替市場の参加者だけでなく、あらゆる金融市場の参加者だけでなく、あらゆる金融市場の関係者が注目する指標です。


雇用の情勢は景気を映す鏡となることはもちろん、金利の引き上げといった重要な金融政策には、大きな影響を与えると考えられているからです。


ADP雇用統計や、各都市の連邦準備銀行が発表する、フィラデルフィア連銀景況指数、リッチモンド連銀製造業景況指数、NY連銀製造業指数といった、雇用統計の結果を予測する参考となるような他の経済指標にも注目が集まるほどです。


雇用統計には複数の項目がありますが、特に農業以外の産業に属する事業者に雇用される人の増減を示す「非農業者部門雇用者数」と失業者の割合を示す「失業率」が重視されています。



アメリカの経済指標

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GDP(国内総生産)

国内で生産された最終製品や、サービスなどの付加価値の合計。その国の経済成長や景気の動向を示します。アメリカのGDPの集計は四半期ごとだが、速報値、改定値、確報値が順番に発表されるため、毎月何らかの発表がある。



小売売上高

小売業種の売り上げを調査した統計で、個人消費の動向の目安となる。注目されるのは比率が高い自動車部門を除いた数値。



消費者物価指数

小売・サービス価格の指数。物価水準の目安となるため、金利との関係が深いインフレの動向がわかる。重視されるのは「コア指数」です。




初心者に役立つ情報

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膨大な経済ニュースやマーケット情報の中から、いかに取引に影響の大きい情報をピックアップできるかがFXで成功するポイントのひとつです。


スプレッドやスワップ金利、最低取引単位など様々な視点からFX会社を比較したり、希望のスペックで検索もできるほか、お得なキャンペーンや無料セミナー情報なども網羅しましょう。



まとめ

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今回の重要な点は

  • テーマの重要性
  • 初心者がチェックするべき経済指標
  • 雇用統計
  • 初心者に役立つ情報

次回は、超ド素人のためのFXの基本【チャート編Part1】になります。

超ド素人のためのFXの基本【経済編Part1】

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前回は【実践編Part4】で取引のペースや自分に合う手法、自動売買や税金などについてお伝えしました。

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今回は、経済指標と為替相場の関連、指標発表トレード、市場予測、リメンバーFXなどをお伝えしていきます。



初心者が知っておくべき経済指標


経済指標と為替相場の関係

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相場に影響を与えるあらゆる物事であるファンダメンタルズの中でもFX投資家が特に注目しておきたいのが経済指標です。


経済指標は各国の政府や中央銀行が発表する経済関連の統計結果で、GDP(国民総生産)のほか、雇用や小売、物価、消費、貿易、設備投資、産業ごとの動向などを示す統計があります。
その国の経済が過去と比べてどのような状況にあるのかをデータで把握することができます。


こうしたデータは為替相場に大きな影響を与えます。たとえば、アメリカの雇用の状況が改善したと言う発表がなされると市場がアメリカの経済は強い、あるいは利上げなど金融引き締めもあり得ると判断してドルが一気に買われ、ドル円相場が急伸することがあります。


アメリカの経済指標は世界中の経済に対してもインパクトとなるので、ドル以外の通貨も動かす力を持っています。


相場が大きく動けば期待できる利益の幅もそれだけ大きくなります。どちらの方向に動くかは経済指標の結果次第で事前にはわかりませんが、積極的に利益を狙っていく人にはチャンスがあります。


ただし、その分リスクも大きくなるうえ、すでにポジションを持っている人にとっては急激な変動で損失を被る可能性もあるので要注意となります。


これらの経済指標は発表される日時が事前に公表されているので、投資家はあらかじめその時間の夜に発表されることが多いので、昼間は仕事で忙しい人も参加できます。


日常的にはそれほど取引していなくても、こうした
「指標発表トレード」
に絞って取引するような個人投資家もいます。




指標発表トレード

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経済指標は上手に付き合えばFXのチャンスを大きく広げ、なおかつ短時間で効率的に利益を上げることが可能になります。


特に注目度が高い指標では、発表と同時にレートが大きく動くことがあります。アメリカの雇用の現況を示す雇用統計はその代表格でFX会社などでは発表時に合わせてアナリストによる解説動画を配信したり、投資家がみんなで発表を見守るお祭りのようなイベントを開催することがあるほどです。為替相場だけでなく、アメリカや日本の株式市場にも影響を及ぼします。


ドル円の場合、わずか数分で一気に1円以上も動くこともあるので、重要な指標発表を挟んでポジションを持つのは避けておくのが無難です。


実際、雇用統計発表の前日や当日になると、為替相場や株式市場では新たな取引を控える「様子見」ムードが強くなり、レートがほとんど動かなくなることもあります。


長期保有派の投資家でも変動が大きくなりそうなことが予想される局面では必要に応じてポジションを減らしておくといった対策も考えられます。


トレードは指標の結果を受けた値動きの方向を確認してから、その方向に乗ってエントリーするのが基本です。発表前に結果を予想して、イチかバチかのポジションを持ったりするのは危険です。当たった時の利益は大きくなりますが、逆に振れた時の損失も大きくなります。


結果を受けてどう動くかは市場のセンチメント(心理状態)によっても変わります。上昇の勢いが強い局面では良い指標だけに大きく反応し、悪い指標には反応が鈍ることもあります。
直前の相場環境もしっかり確認しておきましょう。



市場予測とサプライズ

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経済指標で良い結果が出ればその国の通貨は買われて上昇し、悪い結果が出れば売られて下落します。しかし、指標結果の良し悪しに絶対の評価はなく、相場はさまざまな要因の影響を受けて変動します。


重要な経済指標には事前に金融機関や情報機関のアナリストらが、予想値を出しています。これらの予想の平均的な数値が市場のコンセンサスとされ、投資家に強く意識されることになります。


値動きを左右するのは、指標の結果の良し悪しよりも、市場予想との乖離です。予想よりも良ければ買われ、悪ければ売られ、同じであれば反応しないという傾向が強まっています。


このため、市場予想をはるかに上回る好結果が出ると「ポジティブサプライズ」となり通貨は大きく買われます。逆に予想をはるかに下回る悪い結果だと「ネガティブサプライズ」として暴落することもあります。予想と結果が離れているほどサプライズは大きくなり、市場は上にも下にも極端な反応を示すようになるのです。


また、市場が事前に良い結果を予想した場合、相場は発表を待たずに期待で上昇することがあります。そして発表を待たずに期待で上昇することがあります。そして発表された数値が予想通りだと市場はその結果をすでに織り込んでいるため、もう上昇の余地がなくなることもあります。



リメンバーFX

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相場への影響が特に大きい経済指標の発表時を狙った「指標発表トレード」は短時間で大きな利益のチャンスとなる反面、値動きが大きいだけに失敗すると深手を負うことにもなりかねます。


しかも、値動きの幅や方向は指標の結果だけでなく、市場の雰囲気や事前予想との差などさまざまな要因が複雑に関係してくるので単純な予想も困難です。実践で取引する前に、何度かは値動きを見守って慣れておきたいところです。


しかし、特に影響の大きな重要な経済指標となると月に数回しかないので待っていられないという人もいると思います。そこでおすすめなのが「リメンバーFX」です。


リメンバーFXは過去の重要な指標発表時の値動きを再現し、まるでリアルタイムのように体験できるサービスです。指標名やカレンダーから経済指標とその日程、通貨ペアを指定すると発表時間の1分前からの1分足チャートが表示され、刻々と変化していくレートを見ることが出来ます。指標の結果と事前予想値、前回値も表示されます。


取引画面も一緒に表示され、デモトレードも可能です。100万円が入った口座が想定され、BidやAskをクリックしてポジションを持てば、変化するレートとともに評価損益が増減していく様子も見られます。レバレッジや注文数量も指定できるので値動きの幅やポジション量、レバレッジや損益額の関係の感覚をつかむ練習にもなります。


発表当時の本当の値動きをいつでも体験できるので、FXをする人にはとても役立つサービスです。




まとめ

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今回の重要な点は

  • 経済指標
  • 為替相場の関連
  • 指標発表トレード
  • リメンバーFX

次回は、超ド素人のためのFXの基本【経済編Part2】になります。

超ド素人のためのFXの基本【実践編Part4】

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前回は【実践編Part3】で自身が耐えられる損失額の把握、為替相場の変動,通貨ごとの取引が活発になる時間帯を知っておく、ファンダメンタルズとテクニカル分析をマスターする、などについてお伝えしました。

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今回は、取引のペースは人それぞれ、さまざまな外資取引、FXの利益にかかる税金などをお伝えしていきます。


実際に取引してみよう


取引のペースと自分に合う手法

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世界で最も成功した投資家の一人にウォーレン・バフェットがいます。彼は割安な株を何十年も保有する長期投資で財を成しました。その一方で、1日で何度も売買を繰り返すデイトレードで億万長者になったカリスマ投資家もいます。


FXでもデイトレード専門の投資家もいれば、長くポジションを持つ人もおり、どのぐらいのスパンで取引するかはその人の得意不得意やライフスタイル次第です。それ自体に良し悪しはありませんが、それぞれにメリットとデメリットがあることは理解しておく必要があります。


一般的に「長期投資はリスクが低い」と考えられているようですが、FXには必ずしも当てはまりません。レバレッジをかけて自己資金の何倍ものポジションを持つと、わずかな値動きで利益や損失が大きく変動してしまうからです。


超短期取引の方法として「スキャルピング」と呼ばれるものがあります。数分でエントリーから決算までを完結します。


また、数日保有する「スイングトレード」や数カ月保有する「中長期投資」で利益を上げているトレーダーもたくさんいます。


デイトレードやスキャルピング派であっても中長期のトレンドは把握する必要があるので、週足や日足チャートは確認しましょう。チャートについては後々、解説していきます。


長期保有するなら損切り注文を入れたり、証拠金に余裕を持っていレバレッジを抑えるなど、予期せぬ変動にも耐えられる態勢を整えておきましょう。


株の場合は日中働いている人にとってはデイトレードやスキャルピングは無理ですが、24時間取引できるFXなら幅広い選択肢があるので、自分に合った取引スタイルを見つけていきましょう。


FX会社は数多くの外資取引を提供している

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通常のFX取引以外にも、外資に投資する金融商品があります。一般的なFXは投資家が自らの裁量で売買するので「裁量取引」といわれます。これに対し、システムが自動で取引するシステムトレード(自動売買)という商品があります。


自動売買の中でも初心者に人気が高いのが「ミラートレーダー」というサービスです。「ストラテジー」と呼ばれる取引プログラムの中から好きなものを選んで実行すると、あとはシステムが勝手に投資を繰り返してくれます。


ミラートレーダー以外にも、FX会社が独自に開発した自動売買ツールもあります。自動売買は感情に左右されない取引ができるほか、リアルタイムで相場を見ていられない人でもチャンスを逃さずトレードできるというメリットがあります。


しかし、自動売買といっても簡単に儲かるわけではありません。
勝ち続けられるシステムなどなく、常に相場に適したストラテジーに入れ替えるなどのアップデートも必要です。また、裁量取引よりスプレッドが広く設定されており、同じ売買でも利益は小さくなります。


ほかにも、バイナリーオプションという金融商品もあります。為替が上に行くか下に行くかを選んで投資し、的中すれば払い戻しを受けられる商品です。詳細なルールはFX会社によって異なりますが、値動きがほとんどなく裁量取引で利益を狙いにくい相場でもチャンスがある点がメリットです。


いずれもFXの知識は必要不可欠なので、決して楽をして稼げるわけではありません。特にバイナリーオプションはギャンブル性が高いので安易に考えないようにしましょう。



FXの利益には税金がかかる

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FXで出した利益には税金が課せられます。FXの利益は、自分で申告しなければならない「申告分離課税」
で約20%の税率がかかります。原則として自分で確定申告をしないといけません。


ただし、確定申告の必要のない会社員であれば、年間の利益が20万円以下なら申告しなくてもよいことになっています。事実上は非課税と同じ扱いになります。


しかし、自営業者や主婦の場合、FX以外も含め所得が38万円をこえると確定申告の義務が生じます。特に主婦で夫の扶養に入っているケースではFXの大きな利益を申告すると扶養から外れてしまう事態もあるので注意が必要です。


申告はFX会社や証券会社が出してくれる「年間損益報告書」をもとに、翌年の2月中旬から3月中旬までに行い、納税も一緒に済ませる必要があります。利益を使い果たしていたり、申告の時点で損失が出ていても免れないので、納税資金は早めに確保しておきましょう。


損失が出てしまった場合は納税の必要がありませんが、確定申告しておくと3年までの損失を翌年以降の利益と相殺する「繰越控除」ができます。


仮に50万円の損失が出て、翌年は50万円の利益が出たような場合、損失を申告しておけば翌年の利益には課税されずに済みます。


また、損益通算といって、日経225先物取引など特定の取引であれば同じ年の利益や損失を通算することができます。ただし、株や投資信託などの利益は対象にはなりません。


申告を怠ると脱税の疑いをかけられることにもなりかねないので正しく申告しましょう。




【おまけ】星占いでFX ~金融占星術~

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月の満ち欠けや星の動きを、FX取引の参考にする手法が、密かな注目を集めています。これを「金融占星術」といいます。


「インチキだ」「迷信だ」という方も多いのですが、相場の転換点をズバリと的中させることも多いので、投資家は覚えておいても損はないでしょう。


金融占星術は単なる星占いではなく、統計学的なアプローチから編み出されたものです。日本人為替ディーラーの山中さんのwebサイトには「アストロカレンダー」
というページがあり、直近の星の動きやその読み取り方、金融占星術を通じた相場観などを無料で公開しています。

アストロカレンダー (Top Page of Astro Calendar)



まとめ

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今回の重要な点は

  • 自分に合った取引方法
  • 自動売買の紹介
  • 税金と確定申告
  • 金融占星術

今回の記事で【実践編】は終了しました。次回は、超ド素人のためのFXの基本【経済編Part1】になります。

超ド素人のためのFXの基本【実践編Part3】

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前回は【実践編Part2】でおすすめのFX口座やFXの取引の流れなどについてお伝えしました。

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今回は、為替相場の動きは、取引におすすめの時間帯、分析のやり方などをお伝えしていきます。


実際に取引をしてみよう


損切りしておけば...

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利益は早めに確定しても、なるべく伸ばすのも、どちらもアリです。しかし損切りはそうはいきません。FXではたった一度の失敗が致命傷になりかねないからです。


1回の取引での損失は最大でも資金の10%以内に収まるように設定しましょう。


最も重要なのは「いくらまでの損失なら耐えられるか」という自分の許容額なので、損切り幅はいくら小さくしてもかまいません。


エントリーと同じ水準で損切りするのもいいでしょう。損切りにばかりになることもありますが、実際の損はわずかで済みます。


相場は1本調子で動くのではなく、変動しながら動きます。上昇トレンドでも小刻みに上がったり下がったり、ギザギザを描きながら上昇していくものです。小さな損失幅で損切りしていると、上昇途中のわずかな下落にひっかかって取れるはずの利益を取れなくなることもあります。


結果的に「もう少し待てば利益が出た、損切りしなければよかった」と悔やむこともあるでしょう。でも、この場合は小さな損で済んでいるので次の取引で挽回できます。


これに対し、「損切りしておけばよかった」と悔やんだ時には、すでに取り返しのつかない額の損失が出てしまいます。
同じ後悔をするならどちらを選ぶべきかは明白です。




為替相場はなぜ動くのか

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為替相場はさまざまな要因で変動します。基本的にはその国の通貨に人気が出れば買われて上昇し、不人気となれば売られて下落します。たとえば、アメリカのGDP(国内内総生産)が上昇すると経済成長していると評価され、米ドルが買われます。雇用や消費、設備投資など景気が良いことを示す経済指標でも同じ効果があります。


また、各国の中央銀行が物価や経済を安定させるために行う金融政策も為替相場に大きな影響を与えます。アメリカの金利が上がると、米ドルで運用すれば高い金利が見込めるのでドルの人気が高まり上昇することになります。


このため、中央銀行や政府のトップ、幹部など重要な人物の言動にも注目が集まり、彼らが会見などで発言するたびにマーケットは一喜一憂することもあります。


「アベノミクス」で注目を集めた日本の金融政策も、為替相場に強烈なインパクトを与えました。市場に出回るお金の量を増やし、インフレを目指す量的金融緩和により、円安が進んだのです。


政府や中央銀行が為替レートの急激な変動を防ぐため取引に参加する「為替介入」も非常に大きな影響があります。実際に介入しなくても、それを匂わせるような用心発言だけでも動くことがあります。


また、戦争やテロ、災害なども為替相場を動かします。かつては「有事のドル買い」と言われ、何かあればドルが買われるのが一般的でしたが近年では「リスク回避の円買い」とも言われ、急激な円高が起こるケースも増えています。



取引が活発になる時間帯

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FXでは24時間取引が可能ですが、時間帯ごとの傾向をつかむことで取引しやすくなることが多いです。


朝7時ごろに始まる東京時間は経済指標が発表される8時台か株式市場が始まる9時ごろから取引が活発化します。夕方には、ロンドンが、夜にはニューヨークもオープンします。各市場のオープンやクローズ、あるいは市場が切り替わったり重なる時間帯には流れの変化や加速が起こりやすくなります。


たとえば、東京で円高傾向にあった場合、ロンドン時間でその勢いを強めたり、逆に円安に転じることもあります。
ロンドンとニューヨークが動いている時間の日本時間の深夜は取引が最も活発で値動きも大きくなる時間帯です。ポジションを持ったまま寝てしまったり、週末をまたぐのはリスクが大きいので注意してください。




2つの分析方法を知ろう

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相場を分析し、予想を立てる方法として「ファンダメンタル分析」「テクニカル分析」があります。


ファンダメンタルズは相場に影響を与えるあらゆる事象が含まれます。いくつかの例をあげると各国の金融政策や景気、金利、政治、株式市場などほかの金融市場の動きです。為替相場を取り巻く環境や値動きに影響を与える可能性のあるものすべてがファンダメンタルズだと言えます。


テクニカル分析は過去の為替レートをグラフ化した「チャート」を見て相場を予測したり、取引のヒントとすることです。
テクニカル分析には多くのインディケーター(指標)や手法がありますが、代表的なものを学ぶだけでも相場の現状を把握したり、具体的な売買ポイントなどトレードのシナリオを立てるのに役立ちます。


ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析はどちらかを選ぶのではなく、併用して使います。相場の大きな方向性をつかむのにファンダメンタルズは不可欠ですし、短期的な値動きを予測したり具体的な値動きを予測したり具体的なエントリーポイントや損切り、利益確定の水準を決めるにはチャート分析が便利です。


投資家の中には、「チャートしか見ない」「経済指標を重視」など、それぞれの手法を確立している人もいます。こうした具体的な取引手法は投資家自身が試行錯誤しながら自分なりの勝パターンを見つけて実行していくものです。


まずはファンダメンタルズとテクニカル分析の一通りの知識を得て、実践を重ねていきながら自分に合った取引の手法を探していきましょう。


まとめ

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ファンダメンタルズとテクニカル分析の知識を増やしていくことで勝率も変わってきます。取引の時間を考えながら実践で知識を定着させていきましょう。


今回の重要な点は

  • 自身が耐えられる損失額の把握
  • 為替相場の変動
  • 通貨ごとの取引が活発になる時間帯を知っておく
  • ファンダメンタルズとテクニカル分析をマスターする


次回は、超ド素人のためのFXの基本【実践編Part4】になります。

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超ド素人のためのFXの基本【実践編Part2】

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前回は【実践編Part1】でおすすめのFX口座やFXの取引の流れなどについてお伝えしました。

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今回は、取引画面の操作方法や自動売買、利益の確定などをお伝えしていきます。


実際に取引をしてみよう


基本の注文方法

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実際に取引をするには、エントリーするための注文を出します。刻々と変化するレートを見ながらその場で注文を成立させる「成行」か指定のレートになるのを待つ「指値」「逆指値」という方法があります。


成行注文はFX会社によって「リアルタイム注文」「ストリートファイターミング注文」など異なる呼び方がありますが、いずれも注文を出したタイミングで約定させる方法です。今すぐ買いたい、売りたい、といったときに使います。


ただし、相場が激しく変動していると、注文ボタンを押した瞬間から実際の注文が成立したタイミングまでにレートが動いてしまい、そのままポジションが成立してしまうことがあります。


これは「スリッページ」と呼ばれ、どこまで許容するかを事前に設定しておくことが出来ます。0に設定したり、FX会社によってはスリッページのない注文を選ぶこともできますが、約定できずにチャンスを逃すこともあります。


指値注文はレートを指定して注文する方法で、安くなったら買いたい、高くなったら売りたい、といったときに便利です。この場合、この注文がいつまで有効にするかを設定する必要があり、当日、週末、無期限といった機関を設定できます。



逆指値は指値の逆で「高くなったら買いたい」「安くなったら売りたい」ときに使います。違和感を覚えるかもしれませんが、一定の水準を超えてくるとそこから強い上昇がはじまったり、あるラインを下回ると下落が加速するといったことは多く、相場の勢いに乗って利益を出すには便利な方法です。また、予測と逆方向に相場が動いたときの損切り注文には欠かせない方法です。


ポジションが成立したら、後は期待通りの方向に動くのを待つことになります。そのまま値動きを見守るなら別ですが、いったん取引を離れる場合は思わぬ値動きで損失が広がることのないよう、損切の逆指値注文だけは出しておくようにしましょう。



取引画面の操作に慣れる

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ほとんどのFX会社の取引画面では基本的な表示や操作は大きく変わりません。


たとえば、買い注文のボタンは、売り注文ではで表示されるのが一般的です。新規での成行注文でも、変動するレートの数値を見ながら取引する画面のほか、チャート画面を見ながら取引できる画面など複数から選べます。


アプリでの取引で最も注意するべきなのは誤作動です。FXでは狙った瞬間にすぐ注文を成立させたいという投資家も多いので、たった1回のタップで簡単に注文できる機能があります。


この機能を使うと確認画面も出ないので、注文するつもりがなくても指が触れただけで取引が成立してしまうのです。「ワンタッチ注文」といった名前の画面は慣れるまでは使わないのが無難です。


通常の成行注文画面でもワンタッチ注文を可能にするボタンや、出来ないようにするロックボタンがあることもあるのでまずは、こうしたボタンを探してあれば設定してみましょう。


また、買いと売りのボタンを間違えるのもありがちなミスです。ロングするつもりがショートしてしまったり、決算するつもりが新規のポジションをつくってしまうこともあるので注意が必要です。




自動売買も可能?

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FXではポジションを持つためのエントリー注文に加え、思い通りの利益が取れた時の利益確定、相場が逆方向に動いてしまったときの損切りと、3種類の注文で成り立っています。
相場をじっと見ていられないときには、これらの過程を自動化できる便利な方法があります。


相場がどちらに動いてもいいように、利益確定と損切りが同時に注文できるのがOCO注文です。


たとえば、100円で買った米ドルのポジションに対し、101円になったら利益確定、99円になったら損切り、という2通りの注文を出し、どちらか先に実現したほうが実行されます。


新規のポジション建てから決算までの全過程を指定できるのがIFD注文です。


たとえば、米ドル円が100円の時、99円まで下がったら押し目買いしたいというとき、99円で買い、そして100円まで上がったら利益確定、というプロセスを1度に注文できます。利益確定ではなく損切りの注文を出すことも可能です。


決算は1通りしか指定できないIFD注文に対し、利益確定と損切りの両方の注文を出せるのが、IFDOCO注文です。エントリーと利益確定のシナリオに加えて、意に反して98円に下がった場合は損切りする、というところまで指定できます。


エントリー注文が成立したら、利益確定と損切り注文の設定レートのうち、いずれか早く達した方を実行してくれます。


これらの注文方法をマスターすれば、相場を見られないときでもチャンスを逃さず取引できます。



どのくらいの儲けで利益確定するか

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利益確定の重要性を説く相場の格言に「利食い千人力」があります。含み益がいくら膨らんでも確定させなけらば1円の利益にもならず、次の瞬間には含み損に転落することもあり得るからです。


一方で、「損小利大」という格言もあります。損は小さく抑え、利益が出た時にはなるべく膨らまそうという意味です。
損切りと利益確定の幅を同じにしてしまうと、トータルでの利益がほとんどでなくなってしまうからです。


この2つの格言は矛盾しているようにみえますが、どちらも真実です。レバレッジがかかるFXではポジションをあまり引っ張り過ぎるとそれだけ相場変動のリスクにさらされるので、早めに決算して利益を確保するのはとても重要です。


その一方で、あまり急いで利益確定するとその後伸びるはずだった儲けを逃してしまったり、損切りした分のマイナスを埋めて終わるだけになってしまうこともあります。


相場の上昇や下落を追いかけて決算注文のレートが自動で変動する「トレール注文」を活用して利益を伸ばすのがおすすめです。


ロングした場合なら、相場が上昇して高値を更新するとそれを追跡して決済レートも上に動き、下落に転じた時にあらかじめ指定したトレール幅を高値から下回った時に決算されます。




まとめ

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今回の重要な点は

  • 基本の注文方法
  • 取引の際の誤操作に注意
  • 自動売買で見れないときも取引できる
  • 利益確定とトレール注文


次回は、超ド素人のためのFXの基本【実践編Part3】になります。

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超ド素人のためのFXの基本【実践編Part1】

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前回は【初級編Part2】で「円高」や「円安」などについてお伝えしました。

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今回は、実際にFX会社を選んで口座開設から基本の取引の流れまでお伝えしたいと思います。

実際に取引をしてみよう


FX会社を選んで口座開設

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FXを始めるには、FX会社に口座を持つ必要があります。FX会社を選ぶ最も重要なポイントは「スプレッド」です。


売値と買値の差であるスプレッドは取引コストにあたるので、狭い(安い)ほど取引にかかるお金は安くなります。
一般的にドル円では0.3銭前後が最安値であり、多くの業者がこの水準を挟んで競い合っています。


初心者の方は最低取引単位も重要です。一般的な取引単位は1万通貨ですが、最近は1000通貨でも取引できるところが増えてきました。


慣れるまでは小さい取引単位で経験を積めるよう、1000通貨の取引に対応するところを選ぶと安心です。


スマホやタブレットで取引を考えている方は取引アプリの使い安やもFX会社を選ぶ重要な基準になります。


僕は【DMM FX】で口座を開設しています。(どこのFX会社もそうなのですが口座開設にはマイナンバーが必要になるのでご用意しておきましょう。)


DMM FXの魅力はFX口座数が70万と国内最大のFX口座です。
多くの方に開設して頂けることだけあって、業界最狭水準の低スプレッド、スマホ・タブレット対応の取引アプリが使いやすい、LINEに登録すれば24時間対応のサポートとサービスが非常に充実しています。


個人的にはLINEで24時間サポートしてもらえるのは僕自身かなりお世話になっています。FX初心者で不安という方も安心して取引できる環境が整っています。(下のバナーから口座開設できます。)

DMM FX


口座開設は複数でもOKなのでいろいろ使ってみて自分に一番合うFX会社を選んでいけばいいと思います。

FX取引の流れはこうだ

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まず、かなり重要なことなので先に言っておきます。


資金は生活に必要なお金は絶対に使わずに余裕資金で取引しろ!!


言葉が悪くなってしまってすみません。
ただ生活資金に手を出すと不健康な食事をしたり、精神的負担もかなり掛かります。これでは人生を豊かにするために始めたFXが負担になってしまいます。
そうならない為にも生活資金には手を付けないでください。


ここから本題のFXの取引の流れをお伝えしていきます。


株式投資で銘柄を選ぶように、FXでは取引する通貨ペアを選びます。ここでは、ドル円での取引を例に説明していきます。


通貨ペアを決めたら、取引数量を指定します。基本のロットは1万通貨となりますが、資金が少ない人や取引に慣れるまでは1000通貨がいいでしょう。

次に、買い(ロング)と売り(ショート)のどちらの取引をするかを選択します。円安ドル高に動くと予想するなら買い、円高ドル安に動くと予想するなら売りでエントリーします。
買いは「ASK」、売りは「BID」と表示される場合もあります。

取引が成立すると、口座にはポジションが出来ています。為替レートが期待通りに動けば含み益が生じ、逆に動けば含み損が発生します。

レートは刻々と動いているので、いま含み益が出ていても1時間後は含み損に変わっているかもしれません。あくまでもその時点での評価額なので確定させるには決算する必要があります。

買いでスタートした場合は売ることで、売りでスタートしたなら買い戻すことで利益や損失が確定します。


FXでは通常、レバレッジをかけるので外貨預金のように持ちっぱなしにしていると思わぬ値動きで損失を被る可能性があります。ポジションを持ったら取引を完結させるのが基本です。


値動きや獲得した値幅を表現する際に、pips(ピップス)という単位が使われることがあります。100pips=1円(100銭)です。


まとめ

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野球でバッティングフォームの知識だけがあってもプロのようには出来ないように口座開設して実際に取引しないと身につきません。実際にやってみることで身につけた知識が役立ちます。即行動が人生の難易度を下げます。

DMM FX



今回の重要な点は

  • おすすめのFX会社
  • 口座開設で選ぶポイント
  • 生活資金には手を出さない
  • 実際に取引してみよう


次回は、超ド素人のためのFXの基本【実践編Part2】になります。

超ド素人のためのFXの基本【初級編Part2】

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前回は【初級編Part1】で「円高」や「円安」などについてお伝えしました。
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今回は取引できる通貨やスプレッド、損切りなどをご紹介していきます。


ざっくりわかる為替相場


さまざまな国の通貨

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米ドル、ユーロ、日本円の3通貨が基本になります。

これまでの記事はアメリカの米ドルと日本円で説明してきましたが、FXにはさまざまな通貨の組み合わせが用意されています。この組み合わせのことを「通貨ペア」といいます。


オーソドックスな米ドルと日本円の組み合わせは「ドル円」といわれています。先に表示される通貨を基準として、後に来る通貨の価値を示すのでドル円の場合は1ドルの交換価値が日本円でいくらくらいになるかを表しています。


次にメジャーなのは「ユーロ円」または「ユーロドル」です。
ユーロは欧州連合(EU)の共通通貨で、ドルに次いで流通量の多い通貨です。


円、米ドル、ユーロの3通貨は「基本の3通貨」として値動きを抑えておくといいでしょう。


南アフリカの通貨「ランド」、トルコの通貨「リラ」もスワップ狙いの投資家に人気がありますが、これらのマイナーな通貨はリスクが高いため初心者にはお勧めできません。


スプレッドはFXの手数料

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FXで取引手数料を取られることはあまりありませんが、無料で取引できるわけがありません。

外資を買う時と売る時の価格がわずかに違っており、この価格差が投資家にとっては取引コスト、FX会社にとっては収益源となります。

この価格差のことを「スプレッド」といいます。
取引画面では売値と買値の2種類の数値が表示されます。

たとえば、売りが100円だとしたら、買いでは100.003円など少しプラスされています。エントリーと同時に決算するとコスト分は損をするようになっています。


そのため、FXで利益を出すためにはスプレッドを差し引いても利益が出る程度の値幅を取らなければなりません。スプレッド
はFX会社が独自に設定しており、スプレッドの違いは収益に直結するので、狭ければ(安ければ)狭いほど投資家にとって有利です。


また、スプレッドは数値以外にも固定されているか変動するかという点も重要です。固定をうたっている業者では原則としてそのスプレッドで取引できるのに対し、変動制の業者では相場環境によってスプレッドが異なります。


スプレッドは通貨ペアによって異なり、米ドル、円、ユーロの組み合わせはっ狭く安いコストで取引できます。
マイナーな通貨はスプレッドは広がります。


強制ロスカットで退場

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FXでは最大のレバレッジをかければ、わずか4万~5万円の証拠金で1万米ドルのポジションを持つことができます。

この場合、レートが4~5円ほど思惑通りに動けば資金を倍に出来る反面、逆方向に振れれば、計算上では資金はすべて吹き飛び0円になってしまいます。


こうしたことを防ぐためにFXには「強制ロスカット」という仕組みがあります。FX会社が定める基準を上回る含み損が発生すると、自動的に決算するシステムです。


たとえば、10万円の証拠金で100万円分のポジションを持ったとき、強制ロスカットの水準が50%であれば含み損が5万円に達した時点で否応なしに決算されてしまいます。


FXで生き残るには最低限、強制ロスカットだけは回避しなければなりません。早めに損切りをして損失が大きくならないようにするか、レバレッジを小さくして取引をしましょう。


損切りは生命線

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実行した取引が100%成功することはありません。普通の投資家はもちろん、プロのディーラーや億万長者となったカリスマ投資家にとっても日常茶飯事であり、恐れる必要はありません。


怖いのは予想を外すことではなく、外した時の損失が大きくなりすぎることです。初心者に多い失敗は予想がはずれて含み損が出てしまったときに「いずれ戻るかもしれない」と待ってしまうことです。


為替レートは常に動いているので、翌日には含み損が含み益に変わっていることもあります。しかし、含み損が倍になって強制ロスカットになることもあります。


FXが怖いとかギャンブルだという人はこうした失敗をしていることが多いです。


FXで成功するには全勝するのではなく1回ごとの負けの損を小さくしましょう。



まとめ

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初心者は金利の高いマイナー通貨を選びがちですがFX初心者のうちは米ドル、ユーロ、円を選びましょう。


これ以上下がったら損切りをするという風に決めておくとスッパリと損切りできます。


今回の重要な点は

  • おすすめの通貨は米ドル、ユーロ、円
  • スプレッドは狭いところを選ぶ
  • 強制ロスカットで退場
  • 損切はFXを続ける生命線


次回は、超ド素人のためのFXの基本【実践編Part1】になります。

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